課題
内部通報制度では、通報者の匿名性を守ることと、受付から調査、対応までの記録を残すことを同時に満たさなければなりません。表計算やメールで回している限り、誰がどの通報を見たのかは追えません。情報が漏れる余地も残ります。権限の分離とアクセスログを前提にした、専用の基盤が必要でした。
アプローチ
- 01 通報フォームは匿名でも送信でき、連絡先は必要な場合のみ任意入力とする設計にしました
- 02 通報データは識別情報と本文を分離して保存し、閲覧権限を役割ごとに制御しました
- 03 受付・調査・対応・完了のステータスを管理し、対応履歴を時系列で記録します
- 04 閲覧・ダウンロードを含む全操作をアクセスログに残し、追跡できるようにしました
- 05 Sentry によるエラー監視で、通報の取りこぼしを防ぐ運用体制を整えました
成功要因
- 匿名性と追跡性の両立
- 通報者情報と本文を分離し、匿名性を守りながら対応履歴は確実に残す設計にしました。
- 権限分離
- 役割ベースの権限管理で、担当者ごとに閲覧できる範囲を最小限に絞りました。
ソリューション
受付フォームと担当者用の管理画面、対応記録の保存を一体で作りました。通報者を識別する情報と本文は分けて持っています。閲覧も対応も、操作はすべてアクセスログに残ります。権限は役割ベースで、担当者が見られる範囲は必要な分だけに絞りました。