プロジェクトでの変化
- プロト完成1週間で動くものを提示
- 工数約5人月でリリースまで
- 体制開発者1名 + チーム約10名
課題
内部通報システムで最初に決めるべきは、誰が何を見られるかです。通報者の匿名性は絶対に守りつつ、内容は適切な担当者にだけ届ける必要があります。どの段階で誰に通知するか、ログをどう残すか。ここを設計で詰めきれないと、サービスの信頼そのものが揺らぎます。同時に速さも求められていました。開発者1名にPMが伴走する体制で、まず動くものを出して関係者を巻き込みたい段階だったためです。
アプローチ
- 01 通報のライフサイクルとロール(通報者・受付・対応者・管理者)を整理しました
- 02 Next.js (App Router) + Prisma で1週間でプロトタイプを構築し、関係者に動くものを提示しました
- 03 プロト後はフィードバックを受けながら、ブラッシュアップを段階的に進めました
- 04 PMとして要件整理・優先順位付け・進行管理を担い、開発者1名がフォーカスできる状態を保ちました
- 05 NextAuth で認証フローを実装し、ロール別アクセス制御を組み込みました
- 06 Resend で安全なメール通知(エスカレーション)を、Sentry でエラー監視を整備しました
成功要因
- 1週間プロトの効果
- 動くものを早期に出すことで、関係者の議論を「机上から実物ベース」へ切り替えられました。
- PMによる進行支援
- 開発者1名体制でも、要件整理・優先順位付け・進行管理を分離することで実装に集中できる体制を保ちました。
- ロール設計の徹底
- 通報者・受付・対応者・管理者の4ロールを明確に分け、設計レベルで権限境界を担保しました。
- モダンスタックの選定
- Next.js App Router + Prisma + NextAuth でフルスタックに揃え、開発速度と保守性を両立しました。
ソリューション
Next.js + Prisma + NextAuth でフルスタックに組み、1週間でプロトタイプを出しました。リリースまでは約5人月です。PMが要件整理と進行管理を引き受け、開発者は実装だけに向き合える状態を保ちました。速さを落とさずに、匿名性とエスカレーションの両方を成立させられたのはこの分担のおかげです。