プロジェクトでの変化
- 月次集計時間Excel運用比で短縮
- 入力ミスバリデーションで構造的に抑制
- 業務担当者の自走エンジニア介在を最小化
課題
予算と売上の管理が、複数のExcelファイルに散らばっていました。案件をまたぐ集計も、部門をまたぐ集計も、そのたびに時間がかかります。月末の経営報告のたび、誰かが手作業でファイルを寄せ集める。それが常態でした。入力ミスやファイルのバージョン違いから集計がずれることもたびたびで、経営判断の土台としては心もとない状態です。Excelを置き換えるだけでは足りません。担当者が日々迷わず使える仕組みにする必要がありました。
アプローチ
- 01 業務担当者へのヒアリングで、予算・売上の扱い方と集計軸を整理しました
- 02 Slim PHP + MySQL で軽量なウェブシステムを構築しました
- 03 案件単位の入力画面と、部門・期間別の集計画面を分離して設計しました
- 04 Docker により開発環境を統一し、ローカル〜本番までの再現性を確保しました
- 05 業務担当者が触れる管理画面UIに振り切り、エンジニア依頼を必要としない自走体制を構築しました
- 06 Excelからの段階移行を計画し、現行業務を止めずに切り替えました
成功要因
- 業務担当者起点のUI設計
- エンジニアではなく業務担当者が日次で使う前提で画面構成を組み、自走できる運用を実現しました。
- 軽量フレームワーク選定
- Slim PHPを選び、機能の絞り込みとシンプルなコードベースで保守コストを抑えました。
- 段階移行の徹底
- Excelを一気に止めるのではなく段階移行で進め、運用の混乱を避けました。
- 集計軸の事前明確化
- 案件・部門・期間の3軸を最初に固め、機能追加で集計が崩れない構造を保ちました。
ソリューション
Slim PHP + MySQL で軽く作り、Excelからの移行は段階的に進めました。管理画面は案件・部門・期間の3軸で集計できるようにしてあります。月次の経営報告は、これで短時間で出せるようになりました。入力ミスは画面側のチェックで止まるため、運用が始まってからの問い合わせも少なく済んでいます。