プロジェクトでの変化
- 編集者数複数部門で同時運用
- 更新頻度日次レベル
- 公開ミスワークフローで抑制
課題
テナント情報は店舗側、キャンペーンはMD部門、施設情報は運営部門。商業施設のサイトは、更新する人が部門ごとに分かれています。それぞれ頻度も内容も違い、更新は日次で発生します。ここで権限設計とテンプレートを誤ると、意図しない部門に更新権限が渡って誤公開が起きます。テンプレートが部門ごとに食い違えば、現場は毎日その混乱を抱えることになります。
アプローチ
- 01 どのコンテンツを誰が更新しているかを棚卸しし、そこからテンプレートを引き直しました
- 02 承認経路と権限は、PowerCMSのワークフロー機能で部門単位に整理しています
- 03 フロアマップと店舗検索は、PHP / JavaScript で個別に作り込みました
- 04 MySQLのスキーマと、画像・PDF配信の最適化まで含めて設計しています
- 05 部門ごとの更新ガイドラインを文書に残し、担当者が代わっても運用が崩れないようにしました
- 06 公開前のプレビューと差分確認を運用に組み込み、誤公開に気づいて戻せる状態にしています
成功要因
- 更新する人からテンプレートを決める
- コンテンツの種類ではなく、誰が更新するかを起点にテンプレートを部門単位で引き直しました。
- 誤公開を注意力で防がない
- 承認経路と権限をワークフローとして固定し、気をつけるという運用に頼らずに済む形にしています。
- 汎用CMSに寄せすぎない
- フロアマップや店舗検索は個別に作り込みました。ここを標準機能に寄せると、施設サイトの使い勝手が落ちます。
- 日次更新に耐える配信
- MySQLのスキーマから画像・PDFの配信まで最適化し、毎日更新が入っても重くならない構成にしました。
ソリューション
PowerCMSを中心に据え、テンプレートと権限・ワークフローを部門単位で定義しました。誰がどこまで触れるかを構造として決めてしまえば、誤公開は運用の注意力に頼らずに防げます。フロントはPHP + JavaScriptで組み、店舗検索やフロアマップといった施設固有の機能を作り込みました。汎用CMSの標準機能に寄せると、こうした施設ならではの導線が痩せてしまうためです。