プロジェクトでの変化
- 店舗端末の入力時間紙運用比で短縮
- 多店舗指標の可視化本部で日次確認可能
- 展開店舗段階展開で拡大
課題
多店舗のエステチェーンでは、店舗ごとに業務の流れが少しずつ違います。それでも本部は、経営判断のために横断で数字を見たい。ここが噛み合いません。しかもタブレットを使うのは現場のエステティシャンで、ITに慣れていない方も多くいます。紙と同じ感覚で扱えなければ定着しません。店舗ごとのばらつきは残したまま、本部の集計軸だけはそろえる。その設計が必要でした。
アプローチ
- 01 店舗ヒアリングで、業務動線を統一できる範囲とできない範囲を切り分けました
- 02 C#.net + WPF でタブレット業務アプリを実装し、現場最適の入力UIを設計しました
- 03 CakePHP + MySQL で多店舗業務分析サイトを構築しました
- 04 店舗端末と本部DBの連携を設計し、本部側の集計工数を構造的に削減しました
- 05 経営指標(売上・施術時間・リピート率など)の可視化軸を本部と合意しました
- 06 段階展開で店舗を順次オンライン化し、定着確認をしながら次の店舗へ広げる運用にしています
成功要因
- 統一可能範囲の見極め
- 店舗ごとに違う部分とそろえるべき部分を切り分け、設計の前提として明文化しました。
- タブレット最適UI
- 指タップ中心の入力UIに振り切り、ITに不慣れな現場でも定着できる設計にしました。
- 店舗・本部の責務分離
- 現場アプリと本部分析サイトで責務を分け、片側の都合がもう片側を歪めない構造にしました。
- 経営指標の可視化軸合意
- 集計軸を経営側と先に合意し、機能追加のたびに指標がブレない運用を維持しました。
ソリューション
タブレット側は C#.net + WPF で、現場に合わせた画面を作りました。本部側の多店舗分析は CakePHP です。店舗の端末から本部のDBへデータを渡すようにしたことで、それまで手作業だった集計が自動になりました。店舗ごとの違いはパラメータで吸収し、集計の軸だけを共通にしています。