シャノン合同会社(本社:東京都豊島区、以下「当社」)は、自社プロダクト「規程ログ」の AI 連携(Model Context Protocol/MCP)に、改訂履歴を参照するための読み取り専用ツールを 2 つ追加したことを発表します。claude.ai をはじめとする MCP 対応 AI クライアントから、規程が「いつ・どの版で・どう変わったか」をたどり、過去の特定バージョンの本文をそのまま取り出せるようになります。
背景
規程ログでは 2026 年 5 月以降、AI クライアントから最新版の規程・マニュアル本文を参照できる構成を提供し、改訂履歴の参照にも対応してきました。一方で、ISMS / P マーク監査や労務 DD では「ある条文が、過去のどの版から、いつ施行されたか」「当時の本文は改ざんされていないか」という沿革と正本性の確認が欠かせません。今回、この用途に特化した読み取り専用ツールを切り出し、書き込み許可を持たない連携からでも改訂履歴をたどれるようにしました。
追加した 2 つのツール
- 改訂履歴の一覧取得:規程ごとの公開済みリビジョンを新しい順に返します。各版について、版数・ステータス・変更概要・施行日・公開日時・本文ハッシュ(body_hash)を確認できます。「就業規則のテレワーク手当に関する改定を、新しい順に並べて」といった指示にそのまま応答します。
- 過去バージョンの本文取得:版数を指定して、その時点の規程本文を全文取り出せます。本文とあわせて本文ハッシュを返すため、当時の正本と一致するか(改ざんされていないか)を機械的に検証できます。長文は安全に切り詰めたうえで、切り詰めの有無を明示して返します。
公開済みバージョンのみを参照
これらのツールが返すのは、公開済み(published)およびアーカイブ済み(archived)のバージョンに限られます。作成途中のドラフトやレビュー中の版が AI 連携から見えることはありません。確定・周知された正式版だけが沿革として参照対象になるため、未確定の検討内容が外部の AI セッションに流れる心配はありません。
権限とテナントスコープ
2 つのツールはいずれも読み取り専用で、規程の作成・改定・公開を行うことはありません。アクセスは、連携トークンに付与されたテナント(アカウント)スコープの範囲内に共通のガードで制限され、権限の及ばないテナントの規程や版が返ることはありません。誰がどの規程のどの版を AI から参照したかは、従来どおりテナント単位の監査ログに記録されます。
規程ログについて
社内規程・マニュアル・労使協定の作成・改定・周知・閲覧記録を一元管理する SaaS。100 本を超える雛形と .docx / .pdf 取り込み、閲覧ログの自動記録、監査用 CSV / 透かし入り PDF の書き出しに対応します。詳細は公式サイトをご覧ください。
本件に関するお問い合わせ
シャノン合同会社
- メール:contact@shannon.co.jp
- お問い合わせフォーム:/contact/