シャノン合同会社(本社:東京都豊島区、以下「当社」)は、「規程ログ」の Model Context Protocol(MCP)接続が、複数テナント(複数の顧問先アカウント)の横断参照に対応したことを発表します。1 つの規程ログアカウントから複数の顧問先に所属し、claude.ai などの MCP 対応 AI クライアントから複数顧問先の規程を同時に読み取って突き合わせレビューを行えるようになります。あわせて、社労士・人事コンサルタント・法務担当者向けの専用ページ「規程ログ for 社労士」を公開しました。
背景
2026 年 5 月 13 日に発表した規程ログの MCP 対応では、1 アカウント(1 テナント)配下の規程を AI から参照できる構成を提供してきました。一方、社労士・弁護士・労務コンサルタントといった士業の方々からは「顧問先 10〜30 社の規程を AI で横断的に見たい」「法改正のたびに、対応済み/未対応の顧問先を一覧で把握したい」という要望をいただいていました。これを受け、1 つの規程ログアカウントで複数の顧問先テナントに所属し、それらを 1 つの MCP セッションにまとめて接続できる構成を追加しました。
主な利用シーン
- 法令対応状況の横断チェック:e-Gov 連携の AI 法令レビューと組み合わせ、「育児・介護休業法の改正に対応している顧問先と、まだ未対応の顧問先を一覧化して」といった指示に、AI が複数テナントの規程本文を読んだうえで回答
- 顧問先間の規程比較:テレワーク手当・通勤手当・36 協定の上限設定などが、顧問先ごとにどう異なるかを横断抽出
- 改定提案のドラフト生成:法令対応が必要な顧問先について、現行条文と修正案の差分を AI に提示させ、顧問先別の改定案メモを作成
- 監査・労務 DD 補助:M&A や ISMS 監査時に、対象会社群の規程の網羅性・最新性を一括で確認
- Claude for Legal との相互レビュー:Anthropic の法務向け Claude for Legal に規程ログコネクタを追加し、法令本文・判例・契約書ドラフトと規程本文を同一セッション内で突き合わせ。規程ログ側の AI 法令レビュー結果と Claude for Legal 側の検討結果を相互にチェックする運用が可能
接続方法
claude.ai の Settings → Connectors から「規程ログ」コネクタを追加し、規程ログ側で発行した MCP エンドポイント URL を設定するだけで利用できます。所属する複数顧問先のうち、どのテナントを当該セッションで読み取り可能にするかは、利用者が都度選択できます。
権限とアクセス制御
横断接続は、士業の方が顧問先ごとに付与された閲覧権限の範囲内でのみ動作します。MCP セッションに含められるテナントは利用者がアクセス権を持つアカウントに限定され、テナントをまたいだアクセスは規程ログ側で常に検証されます。誰がどの顧問先のどの規程を AI から参照したかは、従来どおりテナント単位の監査ログに記録されます。
料金
士業の方ご本人の規程ログアカウントは無料でご利用いただけます(料金は顧問先テナント単位での課金モデル)。顧問先は Free プラン(規程 5 本・月 3 回の AI 法令レビュー)から導入でき、規模に応じて Standard 以上のプランへ拡張可能です。
規程ログについて
社内規程・マニュアル・労使協定の作成・改定・周知・閲覧記録を一元管理する SaaS。100 本を超える雛形と .docx / .pdf 取り込み、閲覧ログの自動記録、監査用 CSV / 透かし入り PDF の書き出しに対応します。詳細は公式サイトをご覧ください。
本件に関するお問い合わせ
シャノン合同会社
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